前回、好評を頂きました「茂山狂言ｽｲｰﾂDeﾜｰｸｼｮｯﾌﾟ」。その第2弾が京都ﾎﾃﾙｵｰｸﾗにて開催されました。今回はその模様をﾚﾎﾟｰﾄしま〜す！

まだまだ残暑が厳しい8月30日。会場に到着された皆様には、ｺｰﾋｰや紅茶、お好みのｹｰｷをお選び頂き、ゆったりとしたﾃｨｰﾀｲﾑをお過ごしいただきました。

開演時間に合わせ、講師の茂山逸平さんが登場！まず、狂言の歴史や、能学のｼﾞｬﾝﾙに狂言が位置づけられていることなどを、わかりやすく解説いただきました。逸平さんの巧みな話術に会場では大きな笑い声が。
続いてﾜｰｸｼｮｯﾌﾟのﾒｲﾝ「狂言の笑い方、泣き方、謡（うた）い方」をご体感いただきました。最初は、狂言の笑い方。「ﾊｰｯ、ﾊｰｯ、ﾊﾊﾊﾊﾊｰ」という独特な笑い方。逸平さんのご指導のもと、全員で練習です。大きな声を出すのは普段慣れていなくて、皆さん少し恥ずかしそう。でも積極的に声を出して、3度目くらいにOKが出ました！

続いて泣き方。笑い方とおなじような要領で、「ﾍｰｯ、ﾍｰｯ、ﾍﾍﾍﾍﾍｰ」。笑い方でｺﾂをつかんで、ﾊｲOKです。皆さんもだんだん慣れてきました。いよいよ謡いです。「たからをかさねてめんめんに、たのしゅうなることめでたけれ」。これはちょっと難しかったでしょうか。逸平さんはさすがﾌﾟﾛの節回しで、会場の隅々まで響きわたる美声。狂言のﾗｲﾌﾞ感が伝わってきます。

ﾜｰｸｼｮｯﾌﾟで盛り上がったところで、間を空けずに茂山七五三さん、茂山宗彦さんによる狂言「鬼瓦」。大屋根の鬼瓦を見て、国許に残した女房を思い出し、早く会いたいと大泣きする大名のお話です。七五三さん、宗彦さんのﾋﾟｯﾀﾘ息の合った狂言はさすがでした。

日本の伝統芸能「狂言」を見るだけでなく、狂言師の指導を受けながらご体感いただくForetならではの名物ｲﾍﾞﾝﾄ「茂山狂言ｽｲｰﾂDeﾜｰｸｼｮｯﾌﾟ」をお楽しみいただきました。

Foretでは、これからも皆様に楽しんでいただける多彩なｲﾍﾞﾝﾄを企画して参ります。皆様のご参加をお待ちしていますので、どうぞふるってご応募ください。