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京扇子の手描き体験教室 レポート

千二百年の昔、京都で創り出された京扇子。今回は、そんな伝統工芸品「京扇子の手描き体験教室」を開催しました。その様子をレポートいたします。会場は、京都の古い町屋が今も残る、富小路松原の「京扇子 とくの」。床の間のあるお座敷で、まず講師の先生お話を伺いました。京扇子は、貴族社会の地位の象徴や、礼式の装飾として用いられていたこと。東寺の千手観音の腕の中から発見されたのが、最も古いものとされていることなど、興味深い内容をレクチャーしていただきました。全て手づくりで、23もの工程があるのには驚きです。
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そのたくさんの工程の中から、手描きの工程の体験です。何を描くかを決めるのが、ワクワクして、なかなか皆さん決められません。見本の台紙の中から絵柄を選びながら、自分で絵を組み合わせたり、思い思いの創作活動。童心に戻られたようで、皆さん楽しそうです。
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絵柄を決めると、次は扇型になった、地紙と呼ばれる特殊な紙に鉛筆で描きます。大胆な絵柄や、キャラクターのモチーフ、繊細なイメージの花の絵など、それぞれ個性豊かに描かれていきます。そして、最後は水彩絵の具で色を塗っていきます。淡く滲ませた絵の具の上に色を重ねたり、グラデーションにしたり、皆さん時間を忘れて熱心に筆を運びます。
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絵が完成すると、扇子にした時のイメージが色鮮やかに浮かび上がります。描いた作品は、職人が1本1本手作業で扇子に仕上げて、後日皆さんにお届けします。出来上がりが今から楽しみです。
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Foretでは、これからも皆様に楽しんでいただける多彩なイベントを企画して参ります。皆様のご参加をお待ちしていますので、どうぞご応募ください。

フクロウ

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