イベントレポート - Foret

大夜桜鑑賞会2 in 東映太秦映画村 レポート
デコ巻き寿司教室 レポート

匂い袋作り体験教室 レポート

匂い袋の歴史は、古く奈良時代に遡ります。雅やかな平安貴族たちの文化として、また実用的な利用をされてきた香料。今回は、世界でたった一つの、自分好みの香りを作る教室を開催いたしました。会場は、江戸時代に創業の老舗「山田松香木店」。美しい和風の建物の中から、清らか香りが漂ってきます。
写真
教壇の前には、伽羅(きゃら)、沈香(じんこう)、白檀(びゃくだん)の大きな香木。僅か小さな木片でも金に相当するという貴重な香木が展示され、講師の説明に参加された皆さんは驚きの喚声が・・・。まず、最初に香原料8種類を順番に手にとって香りを嗅いでいただきました。白檀(びゃくだん)、丁子(ちょうじ)、桂皮(けいひ)、龍脳(りゅうのう)、甘松(かんしょ)、山奈(さんな)、大茴香(だいうきょう)、かっ香(こう)。それぞれに独得な香りが感じられました。この8種類の香木の粉末を決められた量で調合して、香りのベースを作ります。

写真
この調合されたものに、自分で気に入った香りを少しずつ加え混ぜ合わせていきます。甘い香り、スパイシーな香りなど、加える種類と量によって香りが変化。慎重に確かめながら、自分に合った香りを探していきます。
写真

出来上がった香りの粉末は、伝統柄が美しい袋に詰めて匂い袋が完成。この匂い袋は、約半年から1年近く香りが持つとのこと。箪笥に入れて衣類に香りを移したり、かばんに入れたりとお手軽に香りを利用していただけます。
写真

皆さん、それぞれ自分のお気に入りの香りが出来上がって、とても楽しいひとときでした。Foretでは、これからも皆様に楽しんでいただけるイベントを企画してまいります。ぜひ、お気軽にお申込みください。

フクロウ

過去の記事
最上部に戻る▲
トップページに戻る▲
(C) KYOTO TOYOPET