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折形体験教室 in 福知山 レポート

贈答などの際に用いる、紙を折って物を包む日本の礼儀作法の1つ「折形(おりかた)」を学ぶ教室を福知山で開催しました。
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▲色とりどりの和紙はお土産用に!袋にセットしてあるのが体験教室用です。

講師にお迎えしたのは、NHK文化センターの講座や、京都デザイン専門学校の講師もお務めの小西先生。日本のしきたりに関する豊富な知識を交えて、楽しくレクチャーしてくださいました。
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まずは、鶴の折り方からスタート。折ったことがあるから大丈夫…、と思ったら大間違い!普通の鶴とはちょっと違うんです。コシのある和紙をきっちり折るのが、なかなか大変。
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▲慎重に折らないと、後で大変なことになります。
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▲完成!ピンと尖ったキレイな鶴になりました。

この鶴、ぽち袋以外にも、箸置きやナフキンホルダーなどいろんなものにアレンジできるそう。使ってみるのが楽しみになりますね。

少し和紙に慣れたら、続いてはスタンダードなご祝儀袋。さきほどよりも更に厚い和紙と細かい作業なので、難易度もアップ!
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▲熨斗はこんなに小さいんです!作業が細かい…

同じ材料でも、皆さん少しずつ折る角度や和紙の見え方が違って、手作りならではのオリジナルご祝儀袋が出来上がりました。
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最後は、還暦や成人のお祝いに使える着物型のご祝儀袋。折るところまでは順調に進みましたが、最大の難関は水引のあわじ結びです。
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爪楊枝やクリップなど、お助けグッズを使っても、束になった水引を、くぐらせて結ぶのが想像以上に難しい!先生方に手ほどきいただいて、やっと形になりました。
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先生から教わった熨斗のいわれや、御祝儀・不祝儀の重ねの覚え方など、「包む」ということは、こんなに奥深く美しいものだと実感しました。特別な日や大切な方に贈っていただくと素敵ですね。

フクロウ

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