イベントレポート - Foret

上林春松本店 きき茶の会
今回は5月10日(火)に宇治御茶師唯一の末裔として名高い上林春松本店「宇治・上林記念館」で行われた「きき茶の会」の模様をレポートします。


450年の歴史を誇る上林家。まず、お越しいただいた皆さんの目を引いたのが、今回の会場である「宇治・上林記念館」の長屋門。歴史の重みを今に伝えるその凛とした佇まいは、やさしくそしてどこか懐かしく参加者を迎えてくれました。
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皆さんがお揃いになったところで、早速イベントは始まりました。まずは、記念館の館長第14代 上林春松様より宇治茶の由来・上林家の歴史などを解説いただきました。
今となっては私たちの日常に欠かせない、身近な「お茶」ですが、館長のお茶に関する深いお話に皆さんも「ほー」の声しきり。すごく勉強になりました。ご存知ですか?江戸末期、上林家第11代春松氏が当時新開発された玉露の名前が「綾鷹」って。
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ひと通り館長のお話が終わった後、館長ご自身に記念館をご案内いただきました。
館内には、宇治茶と上林家の深い結びつきを物語る数々の貴重な展示品がいっぱい。館長のご説明を、皆さんも非常に感慨深い面持ちで聞いておられました。
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館内見学も終わり、ここからは上林春松本店代表取締役 上林秀敏様による、お待ちかねの「きき茶の会」の始まりです。今回、Foret会員様のために特別に「新茶を楽しむ」プログラムを組んでいただいた上、代表取締役自ら皆さんの目の前でお茶を淹れていただきました。おいしくお茶を入れる方法やコツなどを伝授いただきながら、「煎茶」「新茶の煎茶」「玉露」と順にテイスティング。「新茶」をいただいた時には、その独特の新緑の風味に、会場全体に思わずため息にも似た感嘆の声が。
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楽しい憩いのひとときも束の間。予定時間を少し過ぎながらも、無事イベントは終了しました。おみやげには非売品の特別ブレンド茶をいただき、ちょっとトクした気分。身近であるからこそ、普段なかなか感じる事のできない「お茶」の魅力。ほんの少しではありますが、ご参加いただいた皆さんも感じていただけたのではないでしょうか。
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今後もForetでは、魅力いっぱいのイベントをご用意させていただいております。是非皆さんのご参加お待ちしております。

フクロウ

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