イベントレポート - Foret

祇園祭り曳初め体験 レポート
山鉾巡行の前に試し曳きをする「曳初め」。祇園祭りで女性が唯一参加できるこの催しにForetのお客様をご招待して、伝統行事を存分にご堪能いただきました。その内容をご紹介いたします。7月13日。三井ガーデンホテルの会場にて、京都観光文化を考える会「都草」のスタッフが、祇園祭りの伝統やしきたり、エピソードをはじめ、今年の祇園祭りの見どころをレクチャー。知られざる祇園祭りの興味深い内容をたっぷりと語っていただきました。
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京都にお住まいの方でも、初めてお聞きする山鉾についての深い意味の数々。お客様は、熱心に耳を傾けられ、ガイドさんの軽妙な語り口に時には爆笑する、楽しいひとときでした。レクチャータイムが終わると山鉾めぐりです。
3班に分かれて、それぞれの班についたガイドさんがご案内。まず、新町通りを下り、百数十年ぶりに復興をめざしている大船鉾。そのまま下り、安産のお守りが人気の船鉾。室町通りに出て、平和な世をうたうという鶏鉾。ガイドさんの案内を聞きながら、みなさん思い思いに写真を撮ったり、ガイドさんに質問したり。そのまま四条通りを渡って、「菊水の井」にちなんだという菊水鉾。鉾頭の金の菊花がとても印象的でした。
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そして、いよいよ曳初め。操り稚児人形で有名な放下鉾へ到着。曳初めは観光客も参加できるとあって、すでに多くの方が並んで熱気にあふれています。Foretのお客様も初めての体験なので、ワクワク気分。巡行本番さながらのお囃子が流れる中、綱に手をかけます。音頭取りの「エンヤラヤー」の掛け声とともに、鉾がゆらりと揺れ、四条通りに向けて動きだします。蒸し暑さも忘れ、皆さん笑顔いっぱい。
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四条通りの手前で一旦止まり、今度は北側に皆さん並び直して、六角通りに向けて上がっていきます。町衆の大きな掛け声と祇園囃子、昼間に見る鉾の懸装品の美しさ。まさに動く美術館と言われる鉾。その「曳初めへの参加は、とても貴重な体験でした!」とForetのお客様は、その感動を皆さんで分かち合い、有意義な時間となりました。

フクロウ

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