イベントレポート - Foret

ローケツ染め 体験教室 レポート

京都大学花山天文台 アストロワークショップ レポート

京都の東山にある「京都大学花山天文台」にて、冬休みということで、親子でお楽しみいただける特別ワークショップを開催しました!

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花山天文台は、日本で2番目に古い、日本の天文学を牽引してきた歴史ある天文台。ワークショップでは、花山天文台の誇る施設や実際の観測の様子を見学したり、4次元シアターで宇宙の神秘に触れました。

メインの施設「本館」には、日本で3番目に口径が大きい屈折望遠鏡があります。この望遠鏡、なんと電気がなくても動くんです!じゃあ、どうやって天体を観測するのか?答えは、「ロープを引っ張って角度を合わせる」です!
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▲実際にロープを引っ張らせてもらいました!

さらに、天体の動きに自動的についていくように、錘を使って歯車を回す装置などもついていて、歴史を感じるレトロな設備に感動しました!

「別館」では、1910年にハレー彗星観測のために購入したという、日本で現役最古の「ザートリウス望遠鏡」で行っている太陽観測の様子を見学。100年以上も毎日絶やすことなく観測し続けている歴代の研究者の情熱に脱帽です。
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▲上/現役最古の望遠鏡。今ではCCDカメラが取り付けられています。
▲下/観測用紙に映った太陽の黒点を書き写すのだそう。

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▲太陽のことならお任せ!クリスマス仕様のフレア博士

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▲望遠鏡の筒の中に人が入れる、珍しい形の望遠鏡で太陽光を観測します。

その他、「歴史館」を見学して花山天文台設立秘話を聞いたり、3次元に“時間”をプラスした「4次元宇宙シアター」で何億光年も離れた銀河を見たり、大昔や遠い未来の太陽系の様子を見せていただき宇宙空間を疑似体験しました!
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▲歴史館にある上下にしか動かない「子午儀」。昔はこれを使って、星の動きを見て時刻を修正していたんだそう。

当日は、残念ながら曇りのち雨・・・という空模様で、実際に観測をすることはできませんでしたが、普段できない貴重な体験ができました。今後もさまざまなイベントを企画していく予定ですので、どうぞご期待ください!

フクロウ

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