イベントレポート - Foret

クレーム デ ラ クレームで過ごす スイーツな1日 レポート

漆器加飾 蒔絵体験教室 レポート

日本の伝統的な漆工芸、蒔絵体験のレポートです。蒔絵は、漆器の表面に漆で絵や文様、文字などを描き、漆が乾かないうちに金などの金属粉を「蒔く」ことで表面に定着させる技法です。黒い漆器に金色の装飾で、豪華絢爛な模様が浮かび上がります。今回の体験教室では、八景小箱またはコンパクト鏡からお好きなものをお選びいただきました。
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初めに、たくさんの図柄の中からお好みのイメージに合わせて、描きたい柄や動物などの絵を選んでいただきます。漆器の上に転写紙と選んだ絵を切り抜いて置き、その上からペンで転写をします。
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漆器に写った絵の上から、漆(人工漆)を含んだ細い筆先で慎重になぞっていきます。花と鳥、兎、蝶、水仙や梅の花など、お好みで組み合わせた図柄は、どれも素敵で仕上がりが楽しみです。

下絵に漆を塗る工程が出来ると、次はいよいよ金粉塗り。小さな筒に金粉を入れ、漆の上に振りかけます。種を蒔く要領でパラパラと金粉をかけるので、「蒔絵」と言うそうです。
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漆が乾いて絵の部分に金粉が定着すると、ハケで表面の金粉を丁寧に落とします。残った金粉を水洗いすると、下から雅やかな金色の絵が浮かび上がり完成です。
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作る工程は難しい部分もありましたが、出来上がった作品の美しさに感動しました。
Foretでは、これからも楽しい企画をご用意していきます。皆様お気軽にご応募ください。

フクロウ

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