イベントレポート - Foret

6周年記念イベント「ザッハトルテ×いいむろなおき」〜ようこそ!夢の世界へ〜 レポート

2010年秋に誕生したForetは、皆様に愛され続けて遂に6周年を迎えました。
今回Foretでは、日頃の感謝の気持ちを込めて、とっておきの記念イベントを10月2日に開催いたしました。
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京都発!話題のアコースティックトリオ「ザッハトルテ」と関西生まれのフランス育ちなマイム俳優「いいむろなおき」によるForetだけのスペシャルステージ。会場は京都を代表するクラシック音楽文化施設として知られる「京都コンサートホール」です。舞台となった「アンサンブルホールムラタ」は、アーティストの息づかいまでが伝わるほどの距離感で、臨場感溢れる空間が魅力です。
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まず第一部はザッハトルテによるオリジナル曲のライブ演奏。アコーディオン、チェロ、ギターという世界的にも珍しい絶妙な組み合わせから繰り出される楽曲は、「本当に3人だけで演奏しているの?」と思ってしまうぐらい、ダイナミックで彩り豊かな音色を届けてくれます。さらに3人のアンサンブルがこの上なく素晴らしく、お互いの音がなめらかに溶け合って会場中に広がりました。
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演奏の合間には3人の愉快なMCも聞くことができました。ミュージシャンの中にはコード(和音・音の重なり)によって「色」を感じる人がいるそうです。例えば、「D→黄色」「E♭マイナー7→ピンク」「B→緑」といった具合に、コードを聞いただけで「色」が思い浮かぶんだとか。ちなみに、ザッハトルテのメンバーの中でも、ギターのウエッコさん、アコーディオンの都丸さんは「色を感じる派」、チェロのヨース毛さんは「色を感じない派」と分かれるみたいですが、今回の公演でも演奏された『私の好きな色』という曲は、ギターのウエッコさんが、自分の好きな色のコードを組み合わせて作られた曲なんだそうです。とっても素敵なエピソードを聞くことができました。
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第二部は、ザッハトルテとマイム俳優・いいむろなおきさんによるスペシャルコラボレーションステージ。開演時間になっても、なかなかいいむろさんがステージに登場しないと思っていた矢先、なんと客席の間からいいむろさんご本人が登場するというサプライズ!サービス精神溢れるユーモアたっぷりの演出で、会場の雰囲気もますますヒートアップしていきます。中盤には、女性マイム俳優の青木はなえさんも登場。いいむろさんと息の合った掛け合いパフォーマンスで観客の皆様を不思議な世界へと誘います。
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突然ショーウインドウに入り込んでしまった男が、ジャングルや幽霊の部屋、思い出の恋など・・・次々と展開する場面の中をさまよいます。世界レベルのパントマイムとザッハトルテの洗練された音楽が織り成す、極上のファンタジーがステージ上で繰り広げられていきます。
コミカルな動きと、滑稽な表情が生み出す笑いの中に、ふと物悲しさを覚えるような不思議な感覚。まるで夢を見ているかのような時間はあっという間に過ぎ去り、最後は拍手と大歓声に包まれたForet6周年のスペシャルステージは幕を閉じました。
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Foretでは、これからもイベントを通じて、皆様との交流を図ってまいります。
今後とも宜しくお願いいたします。

フクロウ

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