イベントレポート - Foret

コサージュ作り体験教室イベントレポート

初夏の南禅寺と坐禅体験ツアー

初夏の風が気持ちいい5月、南禅寺の散策と坐禅体験のツアーを開催しました。
今回は、地下鉄の蹴上駅からスタート。南禅寺に向かう前に、まずは蹴上のインクラインに立ち寄りました。
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高低差のある疏水を船のまま行き来するために作られた蹴上インクライン。ここを水が流れていたと思うと不思議な気分です。そもそも琵琶湖疏水を作る計画は、明治2年の大学生の卒業論文から始まったというから驚き…!この疏水の流れが、これから向かう南禅寺の方向へもつながっていきます。

続いて到着した南禅寺。有名な三門が出迎えてくれました。
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石川五右衛門の「絶景かな」の言葉でもよく知られているこの三門、造営したのは、藤堂高虎という人物だそうです。建築に長け、徳川家に重用された人物で、江戸城や二条城も手掛けたのだとか。
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▲柱が、こんなに太い!
奥へ進むと、いろんなテレビドラマにも登場する名水、水路閣が。
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この上を通る水路が、さっきのインクラインの方までつながっていたんですね。時代背景とともに説明いただくと、また違った趣を感じました。

最後は南禅寺を通り抜けて、塔頭寺院の1つである光雲寺(こううんじ)で坐禅体験!
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▲お庭もとってもきれいでした
ひんやり静かなお堂の中で、まずは坐禅についてのお話。座り方・手の組み方・目の開け方まで、本格的にご指導いただきました。
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お話の後に、15分の坐禅を2回体験。
2回目は、希望された方のみ警策で背中をバシっと打っていただきました。鳥の声と警策の音だけが聞こえる中、皆さん静かに心を整えていただけたのではないでしょうか。

今回は、小雨の降る中のツアーとなったのですが、そのおかげでしっとりした空気が楽しめました。あちこちに緑色の紅葉が見られ、マイナスイオンを感じるような、素敵な散策となりました。
次回のらくたびツアーにも是非ご期待ください!
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フーフー

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