イベントレポート - Foret

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フリーメタリコを使った「和モダン四つ編みブレスレット」体験教室レポート

「フリーメタリコ」とは、銅で出来たコンマ数ミリの細い金属繊維に特殊なコーティングで色を付け、筒状に編み上げたリボンのことです。イタリアで生まれたファッション素材で高級感のある光沢に加え伸縮性にも優れており、デザインを簡単に造形することができます。
今回Foretでは地元・京都の和素材とフリーメタリコを組み合わせた、モダンなデザインの四つ編みブレスレットを作りました。文字通り「京都」と「イタリア」を “組み合わせる”ことで、一体どんな素敵な作品が出来上がったのでしょうか?
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講師は、京都・三条でアクセサリーのデザイン・販売やアクセサリー教室を展開されている「naeclose(ネイクローズ)」のデザイナー(装飾家)・西紗苗先生です。今回の体験教室で使用したフリーメタリコの材料も、実は西先生自身がイタリアまで渡航して仕入れて来られたそうなんです。
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まずは、ブレスレットに使用する材料選びからスタート。テーブルに用意された色とりどりの複数の材料の中から、ちりめん紐×2本、宇治産の純銀混紐×1本、イタリア製のフリーメタリコ×1本、京都城陽産の燦彩糸(さんさいし)×1本を選びます。キラキラとした美しい輝きにどれにしようか悩んでしまいます。
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材料を選び終えたら、四つ編みにするための素材作りをはじめます。「ちりめん紐」は中綿が入っているので、両端の断面を爪楊枝を使って奥に押し込みます。次に「フリーメタリコ」のリボンを端からねじって、約2mmの細さになるまで加工します。1mぐらい長さのある「燦彩糸」は半分に折り、輪になった方を約3cmのところで結びます。結び目から約1cm間隔で「輪っか結び」をひたすら作っていきます。出来上がった「輪っか結び」にリボンをねじって作った「フリーメタリコ」の紐を通します。フリーメタリコと燦彩糸を結んで作った紐、純銀混紐、ちりめん紐2本、全部で4本の紐をボンドの付いた紐留めの金具ではさみ、ペンチで留めると、いよいよ四つ編みの作業へ。
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紐留めの付いた端をテープで机に固定したら、右からは下、左からは上という風に紐をくぐらせ、どんどん編み進めていきます。編み終えた端をテープで留め、自分の手首周りの長さにサイズを決めてカットします。この時注意することは、両端に取り付ける、丸カン・カニカン・アジャスターなどの金具でプラス2cmぐらいになるので、その長さもあらかじめ考えて長さを決めること。先生にも助けていただきながら、最後に金具を取り付けたら、和とモダンが絶妙に融合した世界にひとつだけの「四つ編みブレスレット」の完成です。
フリーメタリコのキラキラした輝きと、色鮮やかなちりめん素材の模様が、とても涼しげで、出来上がったブレスレットを早速つけていらっしゃいました!
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Foretでは、今後も楽しいイベントをたくさんご案内していきます。どうぞご期待ください!
フーフー

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