イベントレポート - Foret

UVレジン製コンパクトミラーづくり体験教室 レポート

ソープカービング体験教室 レポート

タイの伝統工芸のひとつで、バラやレースなどの華やかなモチーフを石けんに彫刻したものを、「ソープカービング」といいます。この繊細な工芸品の体験教室を行いました!
今回は、ソープカービング教室「プランリュンヌ」を主宰されている、松村優子さんを先生にお招きして、直径約7cmほどの石けんを使用して作品作りに挑戦。先生の見本と、まだ何も彫られていない石けんを見比べて、いったいどうやったらこんなに細かい彫刻ができるのだろう・・・と不安な表情の方も。
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▲この石けんに彫刻刀を使って模様を彫っていきます。
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▲こちらが先生の見本。華麗にして繊細です。

しかし、先生の手元をスクリーンで映し、ゆっくりと丁寧に教えてくださるので、ひと安心。彫刻刀を片手に体験スタートです!まずは石けんの真ん中にハート型のシールを張って、位置取りをし、その形にそってお花を彫っていきます。
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彫刻刀を斜め45度ぐらいの角度で入れて、花びらを1枚1枚彫っていきます。1周4〜5枚彫って、それを2重3重と重ねていくと、なんと花の形に!彫刻刀の刃の形によって、ゴージャスな大輪のようなものや、可憐な小花のようなものになるので、同じ材料を使っても、だんだんと個性が表れてきます。
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▲左がウェーブ付の刃で彫った花、右が丸い刃で彫った花。こんなに雰囲気が違ってくるのです!

花を1周彫り終わったら、今度は葉を彫っていきます。薄いナイフで、まず葉の深さ2mmほどの輪郭線を彫り、その後輪郭線の外側を薄く切り取っていきます。葉の部分まで切り取ってしまわないように気を配りながらの細かい作業です。
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葉の部分を1周から2周ほど彫った後、中央にハートのシールを張り付けたら完成です!皆さん、初めてとは思えないほど完成度の高い作品ばかり!花の形や、大きさ、何周ずつ彫るかで全く違う雰囲気に仕上がりました。
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▲参加者それぞれにオンリーワンの作品になりました!
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▲箱に入れてお持ち帰り。まるでギフト商品のようです!

今回は、石けんを素材として、ソープカービング作品を作りましたが、本場のタイではこのカービング技術を使って野菜などに彫刻を施すこともあるのだそう。
美しいオブジェとしても、香りのインテリアとしても、きっとお家の中が華やぐこと間違いなしのアイテムを作る、貴重な体験になりました!


Foretでは、今後も皆様に楽しんでいただける企画を続々とご案内していきますので、どうぞご期待ください!

フクロウ

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