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二条城と佐々木酒造ツアー レポート

雪がちらつく2月9日、らくたびさんのご案内で二条城と佐々木酒造特別見学にでかけました!

まずは二条城。正門が改修工事のため北門から入場です。普段通ることのできない門で新鮮ですね。
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最初に二の丸御殿の見学です。
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二の丸御殿の正門でもある唐門から入場しました。写真では伝わりにくいですが松竹梅や鶴、唐獅子などが彫刻されていて、色鮮やかで豪華!

いよいよ大政奉還が行われた二の丸御殿の中へ。実は、日本全国に数あるお城の中でも御殿がそのままの状態で残っているところはほとんどないそう。貴重な文化遺産です。廊下を歩くと鴬の鳴き声のようなきしむ音が鳴る「鴬張りの床」がキュッキュッといい音を鳴らしてくれます。

どの部屋も最初に目に飛び込んでくるのは豪華な襖絵。その数なんと、954枚!色鮮やかな牡丹や桜に、いきいきとした鷹や虎まで、それぞれの部屋の用途に合わせて、徳川家の繁栄や権力を象徴とするモチーフが描かれています。その中でもひときわ風格があるのが大政奉還が行われた大広間。松が襖からはみ出してしまうくらい大胆に描かれています。さらにその大広間でもう一つ目を惹くのが、欄間の彫刻。表は孔雀、裏は牡丹と、裏表で違う絵が厚さ30センチのヒノキ板一枚に彫られているのです!
150年前の芸術が現代の人々を魅了し続けていると思うと、感慨深いものですね。
(内部は撮影禁止なのでお見せできないのが残念ですが、細かいところまで考えぬかれて造られた二の丸御殿はみどころ満載でした!)

御殿見学の後は二条城を散策しました。
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▲二の丸庭園。今はなくなってしまった天守閣がこの奥に見えていたらしいです。想像してみるとすごい迫力!
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▲椿の花も寒さに負けず咲いていました!

二条城を後にして、次はいよいよ佐々木酒造へ。普段は行われていない見学を、今回は特別にお許しいただきました。

入口近くにはお酒用のお米が山積み!このお米を使って、大きな樽でもろみ作りをしていきます。いわゆる発酵の工程です。なんとこの樽、2トン分も入るのです。
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▲2トンも入る樽
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▲小さい方の樽では純米大吟醸をつくっているそう。

ハシゴを登って一人ひとり純米大吟醸の香りをかがせていただきました。果物の梨のようなフルーティーな香り!香りだけで酔ってしまいそうです。

佐々木社長からのお話を聞き、ひと通り見学した後は、お待ちかねの日本酒飲み比べ。西陣、古都、聚楽第の3種類をご用意いただきました。
聚楽第は冬季限定。飲んだ瞬間お米の香りがふわっと香ります。古都は大吟醸の新酒で、フルーティーな味です。スーッと入ってくるので日本酒ですが洋食にも合いそう!西陣はしぼりたて特別吟醸。辛口で一番日本酒らしい味で試飲をお楽しみいただきました。
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▲こちらがその3種類です。

お気に入りが見つかった方は、隣接のお店でお買い物。お酒や美味しいと評判の酒粕をご購入されていました。

今回のらくたびツアー、寒い中ではありましたが見どころ、味わいどころたっぷりの大満足ツアーとなりました!また次回のツアーも楽しみです!

フクロウ

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