私たちがつくっています!
京都府漁業協同組合
京都府舞鶴市
こってりと濃厚な口当たり
牡蠣&牡蠣のオイル漬けセット
餌となるプランクトンや養分が豊富な京都の海で育った、今がちょうど旬の牡蠣と、オイル漬けのセットです。
殻は小さめですが、殻の中身はプリッとしたクリーミーな牡蠣がいっぱいに詰まっています!
<内容>
殻付牡蠣 25個/牡蠣のオイル漬け×3点
※京都府の海で獲れた牡蠣(加熱調理用)です。
私たちが皆さんの現在を
インタビューしてきました
いま
京都トヨペット 営業本部
加藤 義和、竹岡 三恵
Interview
生産者インタビュー
舞鶴で組合の方達にお話を伺いました
■京都府でも、漁をとりまく環境は厳しくなっています。
― 「京都府漁業協同組合」について教えてください。
京都府漁業協同組合(略称「京都府漁協」)は京都府に22あった漁業協同組合が販売事業、購買事業、指導事業などの各事業の効率化並びに組織の強化を目的に合併し、その後、「京都府漁業協同組合連合会」を包括承継し、平成25年(2013年)に、いまの形になりました。
販売事業は魚介類の売買、購買事業は漁に必要な漁具・燃料などの取り扱い、指導事業では持続的な資源の利用に向けた漁業調整や環境保全に向けた取り組みなどを行なっています。
― 京都府における漁業のまとめ役ですね。
京都府漁協では、京都府下に4つの卸売市場を開設しています。
京都府では定置網漁業がさかんで、府内水揚量全体の7割~8割を占めているんですけど、他にも底曳き網漁業や養殖漁業などで漁師さんがとってきた魚介類を市場ではせりなどによって売る業務を行なっています。
この他にも、加工品の製造・販売や、水揚げされたものをすぐに冷凍し保管するといった冷凍冷蔵事業などを行なっています。
― 日本各地で漁業をとりまく環境が厳しくなっていると聞きますが、京都ではどうでしょうか。
確かに京都府でも非常に厳しくなっています。
漁獲量が減ってきていますし、漁師さんの高齢化という問題もあって、やはり後継者不足ということがこれからの課題になってくるかと思います。
― なるほど。その課題に対して何か取り組みはされていますか?
漁師の育成をする「海の民学舎」という京都府漁業者育成校が宮津市にあります。
全国から生徒さんを募っていろいろな漁業に関わるという学校で、そこで学んだ方に漁業に携わる仕事についてもらうというような取り組みを行なっています。
■高級な料亭に出すような魚が、コロナ禍で出荷できなくなって苦戦している
― コロナ禍の影響はいかがですか。
高級魚といわれる魚の販売への影響が一番大きいのかなと思います。
本来であれば高級な料亭さんなどに出すような魚が、このコロナ禍で思うように出荷できなくなって苦戦しているというのがこの1年の状態ですね。廃棄をしたり、漁獲量を減らすというところまではいってませんが、単価があがらずに、売り上げが落ちてしまっています。
その中でも少しでもと思い、いろいろな取り組みをしているところです。
― その取り組みとは、どのような内容でしょうか?
行政と連携して、学校給食において「食育」というような形で取り組んでいるところです。
普段なら学校給食に出ることはないんですけど、トリ貝や甘鯛、サワラといった単価がとれずに苦しんでいるような魚種を、食育の一環として給食で食べてもらい、“地元にはこんな魚があるんだよ”ということを知ってもらう取り組みです。
こういう高級魚は大きな消費地に流れてしまうことが多いので、地元の方は意外と食べたことがない、ということがあるんですね。
そんな地元のいい魚を知ってもらう、そういう部分では非常にいい機会を作っていただいたと思っています。
― 高級魚が給食に!それは面白い取り組みですね。子供たちにとっても新たな発見になりそうです。
地元食材を通じて自分たちの住んでいる地域の魅力に気づくということもありますし、それをどのように発信していくのかというのが、我々が今後、使命感を持ってやっていかなければならないことだと感じています。
京都は他の都道府県と比べると海に面している面積が少ないので“限られたものをより良い形で出していく”ということを、今後もっと高いレベルで取り組まないといけませんね。
― 他にも今後の目標や展望があれば聞かせてください。
京都ではいい魚介類がとれるということを、まだまだ発信しきれていないと思うんです。
多くの人に発信して、まずは知っていただく、それがこれからの課題ですね。
また、その魚介類を使った加工品についても、伝統の上に新しいものを取り入れながらいいものを作っていく、そういうこともこれから必要になってくると思っています。
■身がぎゅっと詰まった、クリーミーで濃厚な味わいの牡蠣
― 今回の商品について教えてください。
この地域でとれた、今がちょうど旬の真牡蠣と、「竹中缶詰」さんの「天の橋立 かきくん製油漬」のセットです。
― この地域は昔から牡蠣養殖がさかんな土地なんですか?
そうですね、昭和27年(1952年)ぐらいからやっていると聞いています。お年寄りの冬の副業みたいな形で始まったみたいですね。
京都の牡蠣が養殖される湾は、波が静かなんです。山からの伏流水が海に流入するので、餌となるプランクトンや養分などが豊富になるんです。だから養殖に適した地形なんですよ。
牡蠣の研究をされている方も、この地形を見て、貝類の養殖に適した地形だとおっしゃってました。
― そうなんですね。この地域でとれる牡蠣にはどんな特徴があるんでしょうか。
殻が小さいわりには身が詰まっていて、プリッとしています。クリーミーで濃厚な味わいが特徴ですね。
地元では炭火で焼いたり、カキフライや蒸し焼きにして食べています。
― 美味しさが伝わってきます。この時期の牡蠣以外も名産はあるんでしょうか?
冬の真牡蠣が終わったら次は岩牡蠣があります。
その頃にはトリ貝もありますし、あとは冬になるとズワイガニ、サワラも美味しいですよ。
― たくさんの海の幸があるんですね。漁をされていて、やりがいを感じるときはどんな時ですか?
やっぱり食べてもらって「ここの牡蠣が一番美味しい」と言ってもらえるのが一番嬉しいですね。
― ぜひその真牡蠣をたくさんの方に味わっていただきたいと思います。今日はありがとうございました。
Information
この商品について
地図
京都府漁業協同組合
〒624-0914 京都府舞鶴市字下安久1013-1
[TEL] 0773-77-2200
京都府漁業協同組合
〒624-0914 京都府舞鶴市字下安久1013-1
[TEL] 0773-77-2200
Other
その他特産品紹介